いつもの毎日。衣食住と仕事
松浦弥太郎さんの作品である。
印象に残った部分がある。
『手帳とスケジュール。
スケジュール管理とは、予定を詰め込んでいくことではなく、自分の仕事量を管理することだと僕は思います。
仕事に追われないためには、来るそばからどんどん、手放していくこと。
つまり、すぐできる仕事なら、締め切りが二週間先だろうと一か月先だろうと、その場でやってしまうくらいフットワークを軽くするのです。
「頼まれた瞬間に片づけてしまう」というのは、慣れてしまえば本当に楽です。
いつまでにやるかを、スケジュール帳に書く必要すらありません。
手帳がいらないくらい身軽な働き方ができれば、それがいちばんではないでしょうか。』
『つねに先手を打つ。
どんなやり方でもいい。自分なりに「次はこうする、その次はああする」と決めておいたら、自分らしく働いていけます。これは仕事ばかりではなく、生き方にもつながると、僕は信じているのです。』
上記の2つの項目について。
私の今までの働き方を見直すきっかけになった。
まずスケジュールは、仕事量の管理という使い方はしていなかったと思う。
なぜなら、まず予定を埋めることを優先していたから。頼まれた瞬間に片づけてしまうこともできていなかった。
そして、つねに先手を打つについて。
私は人より劣っているという劣等感があり、自分が普通(健常)の人よりも先に行ってはいけないという不思議なブレーキがかかっている状態だった。その状態だと、誰かに支配された人生しか歩めない。どんなやり方でもいい、自分なりに生き方、仕事の進め方を決めていくことが大事だ。この本に出会えたことに感謝する。